さて、久々のバヌーシー生活です。
1月27日(土)東京5Rサラ系3歳未勝利(芝1800m)にアイワナシーユーが出走。残念ながら10着と大きく負けてしまいました。戸田調教師・騎乗した福永ジョッキーの話からは、気性的な部分が敗因のようで、距離は問題ないとのこと。ただ今回の結果から、アイワナシーユーの春のクラシック出走は厳しくなりました。
また、ディープシャインは右浅趾屈筋腱脱位(みぎせんしくっきんけんだつい)で療養中。こちらもクラシック出走は難しいでしょう。
ということで、DMMドリームクラブの2015年産駒をクラシックを前に、一度まとめておこうかと思います。
アイワナシーユー
1万円から馬主気分を味わえるというコンセプトを代表するアイワナシーユー。デビュー戦は17年11月5日(日)東京5R、芝1400mレースです。結果はクビ差の2着。これは次にでも勝てるのではないかと思わせる走りでしたが、レース後に軽度のソエが発生。大事をとって在厩のまま、治療することに。
明けて18年、1月6・7日の未勝利戦に出走を予定するも、出馬投票の結果、出走除外に。そして、今回2戦目を走ったわけですが、先にも書いたように10着と大敗しました。パドックでも入れ込んでいたようですし、気性面での成長が必要なのかも。
レース後一夜明けて、残念な知らせがありました。ソエが再発したようです。調教師は2~3ヶ月半後のレース復帰を見込んでいるようですが、はたしてどうなるのでしょう。なかなかうまくいかないものですね。
ディープシャイン
2戦して3着2回と堅実な走りを見せたディープシャインですが、残念なことに右浅趾屈筋腱脱位を発症。今現在、療養中となっております。運動再開までは6-12カ月くらいとの診断結果なので、秋のクラシックも難しいかもしれません。
デビュー戦はDMMバヌーシー馬のトップをきって、17年11月4日(土)東京6Rサラ系2歳新馬(芝1600m)に。鞍上は武豊。残念ながら結果は3着。レース後のジョッキーのコメントは”レース前はテンション高めだったけど、折り合いバッチリだった。直線反応はしてくれたけど、半ばからギアが上がらなかった。”とのこと。また、ダート戦の提案が出たようです。
そして2戦目は17年11月26日(日)東京2R(ダート1600m)。今回も鞍上は武豊。このレース、バトルマイスターという評判馬も出走。結果はバトルマイスターの圧勝、ディープシャインは今回も3着。しかし、ダートでもやっていけそうな走り。調教師はもう少し距離があったほうがよいかもと、1800mダートもしくは芝のレースを考えるとのことでした。
レース後は一旦リフレッシュのため、吉澤ステーブルイーストに短期放牧に。充分に乗り込みをこなして前にもたれる癖も直り、フォームも頭を下げることなくバランス良くなったようです。
年が明けた1月4日に帰厩。1月20・21日のレースに出走を予定するも、14日右足飛節(人間でいうとかかと)に腫れが見られ、診断の結果、右浅趾屈筋腱脱位と判明。いわきのリハビリセンターが空くまで吉澤ステーブルイーストで休養することに。最悪、次走は4歳になるかもしれません。そうなると条件のあったレースに出られるかどうか。やはりサラブレットにとって、怪我は怖いものです。無事是名馬とはよく言ったものです。
バヌーシーノキボウ
私が出資したバヌーシーノキボウは、こちらの記事で書いたとおり。

入厩に至らず、左前遠位種子骨の骨折による競争能力の喪失、そして安楽死の処置となりました。アイワナシーユーもディープシャインもなかなか順調に行きませんが、レースに出られたというだけでも私からすれば羨ましいかぎりです。
キタノコマンドール
ビートたけしが名付けたということで、話題となったキタノコマンドール。デビュー戦は12/24(日)中山5R(芝2000m)を予定しましたが、抽選により除外となりました。そのため12/23(土)阪神5R(芝2000m)に変更。このレースには同じ池江厩舎の期待馬、サトノグロワールも出走。
結果はキタノコマンドールが1着、サトノグロワールが2着と、池江厩舎のワンツーフィニッシュとなりました。キタノコマンドールは直線最後でよれて審議となりましたが、到達順位通りで確定。これがDMMドリームクラブの初勝利です。調教内容としては100%ではなく、身体もやや余裕残しだったようですが、それで勝ってしまうですから、それなりに能力は高そうです。
レース後はやや歩様が硬いため、ノーザンしがらきに放牧にでることに。1/28現在、まだ帰厩しておりません。今後のローテーションなどは本日(1/29)動画にて報告があるようです。ちなみにnetkeiba.comには次走、すみれSとなっております。ただ、こちらの馬もなかなか順調ではなくて。レース後の反動が大きいのか、それとも寒い時期が駄目なのか。レース間隔を長めにとらないと駄目なようです。
うまくいけば春のクラシックに出られそうなので、次走に注目です。とりあえずDMMドリームクラブ馬でクラシックを戦えそうなのは、この馬だけです。この馬に期待。
まとめ
以上、DMMドリームクラブの2015年産駒をまとめてみました。こうしてみるとサラブレットが順調にレースに出続けるのが、いかに難しいことなのかがわかります。出資はしていませんが今年のクラシックは、キタノコマンドールに期待します。