【DMMバヌーシー】出資馬アイワナビリーヴ、アネモネS惨敗!【バヌーシー生活】

さて、今回はバヌーシー生活です。

出資馬のアイワナビリーヴが、3月10日に行われたアネモネステークスに出走しました。良いところ無く13着に惨敗という結果に、多少のショックを受けました。日にちが経ち、やっと冷静に振り返られるかと思い、ここにまとめておきます。

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アイワナビリーヴ

アイワナビリーヴは姉のアイワナシーユーに続く、1万円で馬主気分を味わえる馬として、DMMバヌーシーで募集されました。父はジャスタウェイ、母はアルゼンチンのG1を勝っているワナダンス。

デビュー戦はスタート良く好位につけて、最後の直線ではあっという間に後続に差をつけ、最後は2着に3馬身1/2の差をつける完勝でした。

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この走りに出資者は、クラシックへの夢をみることになります。そして、クラシック第一弾・桜花賞への出走権をかけて、アネモネステークスに挑戦することが決まりました。

アネモネステークス

中山競馬場、芝1,600mで行われる、桜花賞のトライアル競走のひとつ。上位2着までに、桜花賞の優先出走権が与えられます。関東圏では唯一の桜花賞トライアル。他のトライアルレースが重賞なのに対し、こちらはオープン特別です。しかもこのレースを勝って桜花賞に出走した馬で、桜花賞を勝った馬はいません。桜花賞トライアルの中でも、微妙な位置付けといえるレースです。

今年の出走馬は16頭すべてが1勝馬と、オープン特別といって良いのかすらも分からないレースとなりました。

危ない1番人気!?

競馬サイトなどでの事前想定オッズでは、アイワナビリーヴは4番人気。ルガールカルム、ユナカイト、レッドアステルの順で、想定されていました。しかし、枠が決まり発売されると、アイワナビリーヴが一番人気に。

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競馬新聞や競馬サイトなどでも、高評価。それほどデビュー戦の勝利が、強烈だったということでしょう。

しかし、この一番人気に、私はちょっと疑問。確かにデビュー戦は、素質を感じさせる勝利でしたが、ここまで人気になるのはちょっとなぁと。前走が1,800mで今回が1,600m。初めての右回り、初めての距離、競馬場もトリッキー、騎手も乗り代わりと、不安要素がたくさんです。

しかもこの週の中山競馬場・芝のレースでは、内側の芝の状態が悪く、内枠は不利と言われていました。アネモネステークスの前日に行われた中山牝馬ステークスでも、1番人気の1枠2番ノームコアが、内側を通り良いところなく負けています。しかも、騎手は田辺ジョッキーです。

レース前から、同じようになるのでは無いかという、不安がありました。ジョッキーも分かっているだろうから、今度は内側に行かないだろうと思うも、どうかなぁと。スタートを決めて、好位で芝の良いところを走れれば、勝てるかなと思いつつも、キャリア1戦でマイルの経験の無い馬に、そこまで期待するのは、ちょっとかわいそう。

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この記事では同じように1番人気馬としては、危険視しています。

レース結果は

最終的に、人気はアイワナビリーヴ、ルガールカルム、レッドアステル、ユナカイトの順になりました。

ゲートが開くと、アイワナビリーヴはやや上に伸び上がるようなスタート、ちょっとした出遅れです。結局、マイルの流れにもついて行けなかったのか、好位にはつけることができず、中団後ろの位置からレースを進めます。道中は馬場の悪い内側を通らなかったようですが、一番人気ということもあり、他馬からマークされていたようで外側に出せず、最後は進路を内側にとることに。案の定、のめるような感じで、馬場に脚を取られ、見せ場無く終わりました。

1着ルガールカルム、2着レッドアステル、3着ユナカイトと、アイワナビリーヴを除いた人気順で決まりました。

【アネモネS】戦い終えて - スポニチ Sponichi Annex ギャンブル
 ▼2着レッドアステル(国枝師)競馬が上手。まだ体がないし次走は馬の様子を見てからゆっくり決めたい。

▼13着アイワナビリーヴ(田辺)枠(1番)もあったが馬場に脚を取られて加速しにくかった。折り合いは問題なかった。

バヌーシーのラウンジでは以下のように、発表されました。

騎乗した田辺裕信騎手は「スタートは上に跳ぶような感じでした。勝負どころで外に出したかったのですが、他馬が壁になってしまい外に出せませんでした。進路を内に切り替えたのですが、のめるような感じで脚を取られるところがあり、最後は脚を使えませんでした」

負けた原因としては、馬場の悪い内側を走り、脚を取られたということでしょう。それにしても負けすぎかなと思いました。ひょっとしたら、脚元にケガでもあったのかとも思いましたが、それは無かったようです。また、気性的な部分も問題ないとのこと。

結局、内枠で好位をとれなかったのと馬場が合わなかったのが、負けた原因なのでしょう。同じ1戦1勝でこのレースに挑戦したレッドアステルは、2着で桜花賞出走権をゲット。レースに負けるとしても、この位置にアイワナビリーヴが来て欲しかったです。すべては枠順が悪かったと思いたいところですね。

今後は

アネモネステークスに負けたことで、桜花賞への出走は不可能となりました。この後はどこを目指すかが問題です。

DMMのラウンジでは、「中山で使うより少しゆっくりさせて東京で走らせて、賞金加算して夏休み、というイメージ」「目標としては4月28日の東京のスイートピーステークスか、次の週の5月4日牝馬限定500万下の東京1800mのどちらか」と書き込まれています。

最初の書き込みからは、とりあえずオークスには向かわないように受け取れます。しかし、スイートピーステークスを目標とするなら、結果次第ではオークスも考えているのかと。私としては、自己条件の500万下をしっかり勝ってもらって、秋に向けて休養するのが良いのではと思います。

果たして、どうなるのやら。

データ

アイワナビリーヴ

父:ジャスタウェイ、母:ワナダンス、母父:The Leopard。
性別:牝、生年月日:2016.2.8、毛色:黒鹿毛、生産:ノーザンファーム、戸田博文厩舎。