【腰椎椎間板ヘルニア】レーザー手術を受けることにした 前編【過去の内視鏡下椎間板摘出術】

さて、今回は腰痛の話です。腰椎椎間板ヘルニアで悩んでいる方の参考になればと思い、腰痛で受けた手術の記録を書き残しておこうと思います。

5913.シニアカップル,コーヒー

腰痛再発

今年の1月下旬、腰痛が再発しました。それ以前から少し腰が痛いなと思うことがあったのですが、動けなくなるほどのことはありませんでした。きっかけはよくわからないのですが、自転車に乗って買い物に出かけた後、徐々に腰が痛くなり、ベットに腰掛けた状態から立ち上がろうとしたときに、激痛が走りました。

就職が決まり2日後に初出勤という日です。再発した当日は動くこともままならなかったのですが、2日後にはなんとか動けました。初日はなんとか出勤したものの、働いたことで腰痛は悪化して、2日目はなんとか出勤するものの早退。2週間ほど休ませてもらったあと、1日出勤したもののやはり仕事を続けられる状態ではなく、出勤日数3日で仕事を辞めることになりました。

当然、医者できちんと見てもらいました。MRIを撮って腰椎椎間板ヘルニアであることが確認されました。時々激痛がありますが、全く動けない訳ではなく、ゆっくりとした動きなら日常生活をこなせます。ということで、この時は痛み止めの薬だけで様子を見ることになりました。それほど椎間板の飛び出しがないので、2月下旬頃にはある程度回復して、3月下旬くらいからは、ずいぶんと痛みはなくなりました。

そこからは新型コロナウィルスの影響もあって、家でおとなしくしていて5月くらいには家の近所を積極的に散歩して、6月に入りさて就職活動を再開させようかと思っていた6月8日、また腰痛が再発しました。

4月5月とある程度動けていたのですが、常に腰痛再発の恐怖が頭にあって、恐る恐る生活していました。就職活動をなかなか再開させられなかったのも、また1月の時と同じようになるのが怖かったから。結局、恐れていた通り、腰痛の再発です。きっかけは洗濯機のホースがへたっていて、水道の蛇口との接続部分が外れて、水をぶちまけてしまった処理をしたこと。腰をかがめて水をふき取ったりしたのが悪かったのでしょう。

腰痛との戦い

冒頭の章は、腰痛が再発したと書きました。実は私は昔からの腰痛持ちです。記憶にあるのは19歳の時、腰に激痛が走り、2・3日動けなくなることがありました。この時は医者に行くことなく、済ませたのですが、それ以降数年に一度、腰が痛くなることがありました。まだ、若かったのでそれほど深刻に考えず、2・3日安静にしていれば治りましたので、医者に行くこともありません。

腰痛が深刻になってきたのは、2005年くらいから。一度激痛があると、1週間ほど動くことがままなりません。この頃は派遣社員として、工場で働いていたので、すぐに首になってしまいます。これが05、06、07年と3年連続で起こりました。いずれも6月から8月くらいの時期でした。さすがにこれはまずいなと思い、2007年しっかりと医者で見てもらい、腰椎椎間板ヘルニアと診断を受け、手術を受けることになりました。

内視鏡下椎間板摘出術(MED法)を受ける

2007年9月、内視鏡を使った椎間板摘出手術を受けました。当時つとめていた派遣会社の上司が、ヘルニア手術で有名な先生を知っているということで、紹介してもらいました。奈良県天理市にある市立病院です。その時に受けた説明は以下の通り。

手術の方針と内容:経後方内視鏡下椎間板摘出術

手術では、腰背部中央部に4~5cmの切開を加え、腰椎の筋肉を分けて椎間板ヘルニアを生じている腰椎の背面を露出します。

椎間板ヘルニアの生じているのは第4腰椎と第1仙椎の間の椎間板で、第4腰椎/5腰椎の間では左側の神経を、第5腰椎/仙椎の間では右側の神経を圧迫しています。ヘルニアのある腰椎の後方の骨(左右の椎弓)の一部を削り内視鏡下に神経を確かめてヘルニアを切除します。

麻酔について

手術は全身麻酔でおこないます。

その他

この手術は概ね2~3時間を要します。麻酔・消毒の時間を加えて3~4時間は必要となります。

筋力の回復については一朝一夕に筋肉が太くなるとは考えられませんので、数ヶ月以上の期間を要するのが普通です。

術後1~2日のベッド上安静の後、歩行・筋力強化のリハビリを開始します。

コルセットを術後約3ヶ月使用する予定です。

以上、手術前に説明いただいた時の書類を元に、主なところをピックアップしました。

内視鏡下椎間板摘出術(MED法)について

こちらの動画を参考にしていただければ。

入院・手術・リハビリ

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写真は術後10日ほど過ぎた頃に、撮影したものです。執刀した医師が確認しに来たときに、撮影してもらいました。

手術は麻酔を受けたらすぐに記憶がなくなり、気がついたら終わっていました。ただ、意識が戻ってからは痛みは結構あって、1日くらいは痛くて苦しかった思い出があります。2~3日は意識はもうろうとして、よく覚えていません。食事(おかゆ)を食べさせてもらったのと、3日経った頃に頭を洗っていただいて、すごく気持ちよかったことが印象に残っているくらいです。

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動けるようになってからは、歩行器を使ってのリハビリから始まり、徐々に回復していきました。動くと激痛はないのですが、腰が重くなったり、鈍い痛みがあったりです。結局、術後1ヶ月ほどでの退院となりました。

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歩行訓練から始まって、筋力回復までリハビリの指導を受けて頑張りました。3週間後くらいには外出できるくらいになり、病院の近場を散歩するまで。ひと月後に試験外泊を経て、入院後約40日くらいで退院となりました。

手術にかかった費用

手術を考えている人にとって、気になるのがやはり費用かと思います。最初に見てもらってから、入院期間、退院後の診断料を含めるとかかった費用は、389,880円でした。国民健康保険なので、3割負担でこの金額です。

これ以外にコルセットを作る料金23,535円がかかりました。

入院まで(MRIを含む)が、17,680円
入院中(食事代など含む)が、366,440円(一括での支払いではなく、15日区切りで精算)
退院後が、5,760円。経過確認で、平均月2回ほど半年間くらいです。

これは病院に払ったもので、通院費とか入院中の食事以外のお菓子や新聞雑誌の購入などがこれ以外にもかかりました。入院日が9/3で手術は9/5、10/10まで入院していたので、合計38日間の入院生活でした。なんやかんやで45~50万くらいかかったでしょうか。

支払いが終わった後に健康保険の高額両用費や傷病手当金があり、合計383,161円が戻って来ました。

治療用装具 16,474円
傷病手当金1回目 98,280円
傷病手当金2回目 68,040円
高額療養費 200,367円

これに加えて県民共済の保険に入っていたので、手術・入院してお金が増えました(笑)

その後

手術後の経過は良好で、左足に若干のしびれというか、少しの違和感が残りましたが、それほど問題ではありませんでした。それ以上に、時間が経てば腰痛の不安が全くなくなりました。もちろん重いものを持つときは、姿勢や動きに気をつけましたが、徐々にそれもなくなり少々の重いものなら、持ち運びも出来ますし、激痛が走ることもありませんでした。

そして、自転車に乗るようになって、体は健康になっていき、2016年自転車で日本一周するにいたります。自転車日本一周中に一度、熊本の水俣の公園でテントを撤収しているときに、腰が痛くなったことがありましたが、それ以外は記憶に残るほど腰が痛くなったことはありません。

この手術は大成功だったと思っています。先に支払うお金が必要ですが、きちんと保険に入っていたので、戻って来ましたし。もう10年以上前のことになるので、記憶が曖昧で保険の請求に関しては詳しいことを覚えていません。その辺りの詳しい説明が出来ずに申し訳ないですが、私の場合は結構お金は戻って来たということです。

ネックはやはり入院期間で、普通に会社勤めをしている人には、これが問題かもしれません。

そして、レーザー手術へ

こういうことがあって、腰痛知らずで12年ほど経ったのですが、ここで冒頭に戻ります。

激痛の走り方にこれはヘルニアだと思いました。神経に触れてビクッと痛くなる感じです。その後痛みが残り、立っていても座っていても寝ていても、何をしていても腰が痛い状態。この恐怖を取り除くには、やはり手術をするしかないと考えました。

それで今回はレーザー手術を受けることにしました。手術以降、腰痛はほぼなかったのですが、やはり腰痛については気になっていました。ある日、駅貼りの広告で椎間板ヘルニアの手術でレーザー治療というのがあるのを知りました。わりと家に近い病院の広告で、日帰りでできるらしいと。

今回、腰痛が再発した時点で、レーザー治療を受けてみようと考えました。次回はレーザー手術についてです。