さて、今回は久しぶりにおもちゃデジカメネタから離れて、プラモデルを作った話です。
作ってみた結果は、上の写真の通り。素組み(塗装なしで組むだけ)でも、充分に満足のいくできあがりです。
制作時間は4時間ほどでした。細かい部品なども多いので、全くの初心者には少し難しいかもしれませんが、何度かプラモデルを作ったことのある人なら、比較的簡単に組み立てられると思います。これはオススメです。
このシリーズにはアーベインデニムブルーメタリック、タスマニアグリーンメタリック、バージンベージュにくわえ、クラシカルホワイト、60周年アニバーサリー(赤)、天気の子ver.(ピンク)、 パールフラッシュイエローがあり、全7色で現在販売されています。
フジミ模型 NEXTシリーズ
フジミ模型のNEXTシリーズは、多色成型で塗装いらず、接着剤不要のスナップオンキット。細かい塗り分けはシールで再現という、バンダイのガンプラのように簡単にプラモデルが作れるシリーズです。
最近、スーパーカブをモチーフに切り絵をしているのですが、それの参考になればと色々と検索していると、このプラモデルを見つけました。プラモデルは小学生のころから作っているのですが、塗装が苦手でガンダムの色プラ以外は完成させることがなかなか出来ませんでした。
車とかオートバイのプラモデルは欲しいのですが、最後まで組み立てられない。素組みだと見栄えが悪いし。そんな不満を解消してくれるのが、フジミ模型のNEXTシリーズ。最初から色分けされているので、そのまま組むだけでそれなりの出来上がりとなります。
NEXTシリーズには他にも、戦艦や車が販売されています。このハスラーなんかも良いですね。
ガンプラとは少し違う
多色成型で接着剤不要のプラモデルといえば、バンダイのガンプラが有名です。1つのランナーの中に違う色のパーツがある、バンダイの技術が投入された素晴らしいものです。
フジミ模型のNEXTシリーズはバンダイとはちょっと違って、ランナーごとに色分けされています。このへんがバンダイにちょっと劣るところです。
組み立てる
組み立てるのにまず準備。カッターマットとニッパー、カッター、定規。定規は必要ありませんでした。これ以外にシールを貼る時のピンセット、小さいパーツを固定するために接着剤があれば良いです。ニッパーに関しては、細かいパーツが多いのでプラモデル用のものが必須です。
パーツがしっかりあるか、確認して組み始めます。説明書通りに進めましょう。
まずホイルとタイヤ。基本的に接着剤は必要ありませんが、ブレーキアームなどの小さいパーツは外れやすいので、接着剤を利用した方が良いでしょう。私は瞬間接着剤(ゼリー状)をほんの少しつける形で利用しました。
エンジン部分などもなかなかリアルに出来ています。このリアタイヤを挟み込むところで少し苦戦。エンジン部分に切り残しがあったので、それでうまく挟めなかったのです。
パーツには樹脂だまりがあるのですが、赤丸部分が樹脂だまりなのか、判断に迷いました。多分、不要だろうと思いつつ、しばらくは残しておきました。
フレームで挟むと、カブらしいフォルムになりました。
スーパーカブを構成する重要パーツ、レッグシールド。ランナーからの切り離しや赤丸のところを綺麗に処理しないと見栄えが悪くなってしまいます。
リア回りが出来上がり。ブレーキランプやウインカーなどの透明パーツも良い感じです。ここまで3時間くらいかかりました。
最後にハンドル回りを組み立てて完成!
最後にシールを貼るのですが、細かすぎて老眼にはキツい!スイングアームのところなどは貼っていません。それにしてもエンジン部分のHONDAロゴまでシールがあるのがスゴすぎます。
ハンドルのスイッチ類もシールで再現されているのですが、細かすぎて老眼の目にはよくわかりません。
まとめ
ということで、フジミ模型「1/12 NEXTシリーズ ホンダ スーパーカブ110 アーベインデニムブルーメタリック」を組み立てました。最近はガンプラを素組みすることくらいしかすることのなかった私ですが、素組みで充分に満足のいくスーパーカブが出来上がりました。今までのオートバイのプラモデルとは違います。
ステイホーム期間は終わってしまいましたが、定額給付金も出ることですし、スーパーカブファンも皆さんも1台いかがでしょうか。
最後に1つだけ。より完成度を高めるなら、銀色のパーツ部分だけでも塗装した方が良いでしょう。やっぱり成形色の銀は質感がイマイチですからね。