さて、今回はフェデラルの2018年モデルについての話です。
今年の9月にアラヤの2018年モデル展示会があったようです。色々な自転車店のブログで、この展示会の様子がアップされておりました。
フェデラルはどうやら大きな変更はないようで、あまり大きく取り上げられておらず詳細がわかりません。そのうちにアラヤのホームページが更新されるかなと思っていたのですが、なかなか更新されないようです。
そこで先日、大阪の長堀橋近くに行く用事があったので、アラヤの本社にて2018年カタログを貰ってきました。
表紙はスワローランドナー。旅情を感じさせる写真です。
フェデラルのページです。
展示会の様子を報告したブログにもあったように、スペック的には大きな変更はないようです。見た目の違いとしては本体カラーでマルーンレッドがなくなり、キャニオンブラウンになったことです。
しかし、実はこれ、けっこう大変なことじゃないかと思っております。なぜかというと、2010年のデビュー以来、ずっと続いてきたカラーがマルーンレッドなのです。たぶん、人気のあったカラーじゃないかと思うのです。それを今回は変えてしまったのです。
ブラウンというより「ビーズオレンジ」とおっしゃってる方もいます。ちょっと渋い感じじゃないかと思うのですが、どうなのでしょう。カタログだけではわからないですね。
カラー以外で変わったところは、まずはチェーンフックが付いたことです。これはスペック表には現れないところですが、カタログには写真入りでしっかり説明されています。輪行時ホイールを外したときに、チェーンを掛けておくところです。
もう一つは前後ハブが変わっております。今まで「HB-TX800/FH-TX800」だったのが、「HB-TX500/FH-TX500」に。これはどんな違いがあるのか、シマノのホームページを見てもよくわからず。「FH-TX500-8-QR」なんて、オーバーロックナット寸法100mmになってるし、いいかげんすぎ。
以上が2017年モデルから変わったところです。フレームサイズ・ジオメトリも変わってません。安心のスペックですね。ジャイアントのグレートジャーニーが廃番になった今、日本一周用としては1番の有力候補ではないでしょうか。
アラヤ フェデラル カタログスペック
サイズ | 440, 500, 540mm |
カラー | ディープブルー(BL)、フォレストグリーン(G)、キャニオンブラウン(BR) |
フレーム | クロモリ MIDサイズ シートアウターバテッド TIG溶接フレーム |
フォーク | ハイテン ユニクラウン 60mmオフセット 1″スレッド |
ヘッドセット | CH CH-907JN マイクロアジャスト カートリッジベアリング |
BB | CH CH-52 カートリッジBB 68-123mm |
ハンドルバー | KALLOY HB-CM21 マースドロップ 380mm(440),400mm(500,540) 26.0mm |
ステム | KALLOY KL 60mm(440)/80mm(500)/100mm(540) |
バーテープ | レザータイプ ポリウレタン |
シフトレバー | SHIMANO SL-R400 8speed x フリクション ダウンチューブシフター |
R ディレーラー | SHIMANO ALTUS スマートゲージ |
F ディレーラー | SHIMANO FD-M191 28.6mm |
チェーンホイール | SR-SUNTOUR XCT 48-38-28Tx170mm ギヤガード付き |
カセットギア | SHIMANO CS-HG31-8 11-30T 8speed |
チェーン | SHIMANO CN-HG40 |
ペダル | XERAMA SP-910S アルミシルバーボディ/ブラックケージ |
ブレーキ | SHIMANO BR-CX50 カンティレバーブレーキ |
ブレーキレバー | TEKTRO RL340 エアロフーデットレバー TEKTRO RL570 トップマウントレバー |
ハブ | SHIMANO HB-TX500/FH-TX500 36H 100×135 |
スポーク | 14G ステンレス |
リム | ARAYA SP-30 26×1-3/8 シルバー 36H |
タイヤ | SCHWALBE 26×1-3/8 DELTA CRUISER E/V |
サドル | VELO ダブルデンシティ トレッキングタイプ |
シートポスト | KALLOY SP-243 27.2×300 |
フェンダー | SKS BLUEMELS CLUB-SPECIAL シルバー |
参考重量 | 12.9kg (アクセサリー含む総重量:13.5kg) |
本体価格 | \60,000(消費税別) |
カタログのスペック表から写しました。「改良のため予告なく変更する場合もあります」とのことなので、参考までに。なお、発売は12月くらいになるようです。
また、カタログを読んでいて気がついたのですが、フレームサイズ440mmは「シートステーが低いため、キャンピーリヤセットが取付できません」とあります。他のリアキャリアがどうなのかわからないですが、リアキャリア取付を考えている方は注意してください。
初代モデルからの移り変わりは、こちらで。
カスタムに関するまとめは、こちらで。