さて、今回も断捨離です。家にたまったボールペンやシャープペンなどペン類の処分を考えます。
ペンをすべて並べる
近藤麻理恵さんの「人生がときめく片付けの魔法」では、文房具は小物類として分類。特別詳しく解説されていません。しかし、文房具店に勤めていた私にとって、文房具は思い出品の要素もあります。写真を見ていただいてわかる通り、ペンだけでもかなりの量です。これ以外にもたくさんの文房具類があるのですが、やはり一番多いのはペン類です。
断捨離の方法としては、衣料品の処分を考えたときと同じように、全部並べ、ひとつずつ手に取って、残すか処分するかを考えます。ということで、家にあるペン類をすべて並べてみました。全部で194本ありました。
内訳はマーカー類31本、鉛筆5本、万年筆25本、複合筆記具27本、シャープペンシル40本、ボールペン66本。いやぁ、たくさんあるものです(笑)文房具店に勤めていた関係で、いただいたものもありますし、新製品として出たときに興味を持って購入したものもあります。
販売するには実際に使ってみるのが一番なので、高くないものなら、購入して使ってみました。その結果がこれです。コレクターの人に比べたらもちろん少ないですけど、1人が使う量ではないですね。
ジャンルごとで見ていくことにします。
マーカー、鉛筆、筆ペン
こちらはいわゆるマジックとかマーカーと言われるものと、筆ペン、鉛筆です。全部で36本。よく使うのがマッキーくらいか。それ以外は、ほとんど使うことがないものです。ただ、蛍光マーカーや筆ペンは使う機会があるかも。
ということで、残すものはこちら。
マッキー、蛍光マーカーと筆ペン、もう一つは白のペイントマーカーです。ペイントマーカーは修正ペン替わりにも使えるかなと。残した蛍光マーカーはパイロットのスポットライター2。
処分を決めた蛍光マーカーは、コクヨのビートルチップ。
ペン先がカブトムシのツノのように分かれいて、太い線、細い線、上下2本の線が引けるというもの。これは画期的だと購入したのですが、ペンを持つ角度を調節しなくてはならないので、使いにくかったです。ということで、こちらは処分です。やはり、変化球のものより、普通のものが良いですね。
もう一つ処分を決めたものを紹介。
ステッドラーのテキストサーファーゲル。こちらも話題になりました。クレヨンみたいな感覚で、蛍光ラインが引けるというものです。買ったはいいけど、使うシーンがありませんでした。ちょっと線が太くなりやすいので、使いづらいかなと。
複合筆記具
複合筆記具とは、いわゆるシャーボです。ボールペンとシャープペンシルが1本になっているものです。今回は多色ボールペンも含めています。全部で27本あります。
値段はピンキリで、高いものはシャーボX(カーボン柄)で8,000円です。安いものだと500円くらいです。黒・赤のボールペンとシャープペンが1本になっているものが多いですが、中には黒赤青緑のボールペンとシャープペンが1本になっているものもあります。
また、最近はカスタマイズペンといって、本体と好きな色の芯を組み合わせるものもあります。
絞りに絞って、この6本を残すことにしました。
左から1本目は複合筆記具といって良いのかわかりませんが、ぺんてるのマルチ8の無印良品バージョン。8色の色鉛筆が1本にまとまっているものです。
その隣は、お高いゼブラのシャーボX。回転の感触も良くて、お気に入りの複合筆記具です。その隣はパイロット レグノ。木軸タイプの複合です。結構色が変わってきていて、使い込むと色の変化が楽しめるはず。
その隣はパイロットの複合筆記具で、古いもの。詳細不明の父の遺品です。黒のボールペンの芯が、0.5、0.7、1.0の3種類と、赤のボールペンがはいっています。
その隣が最近購入した、トンボ モノグラフマルチ。黒赤のボールペン、シャープペンシル、そしてしっかりした消しゴムが後に付いてます。ボールペンの芯は、三菱ジェットストリームの芯(SXR-80)に変えてあります。
1番右にあるのは、三菱の印鑑付2色ボールペン。黒赤のボールペンと印鑑が1本になっているものです。これも芯をジェットストリームの芯に変えてます。仕事では重宝していました。1本あると便利です。
これら以外も、結構良いものもあるのですが、最終的にいつも使うのがこれらに絞られるかなと。父の遺品だけは、思い出品の位置付けですが。
シャープペンシル
ほとんど使わないシャープペンシルですが、全部で40本あります。
仕事で使うのはボールペンがほとんど。シャープペンシルが必要なときは、複合筆記具のシャープ機能で。単独のシャープペンシルというのは、ほとんど使いません。それなのにこれだけあるのは、何故か。
それはコレクションです。40本中、24本が0.9ミリシャープです。芯の太さが、0.9ミリと通常のものより太いのです。これの書き心地が好きで、集めていました。使うのは家でのメモです。芯が折れることもほぼないので、殴り書きをしても大丈夫。これにより鉛筆は不要になりました。
それ以外にも、キャップ式シャープペンシルがコレクション品に近いですね。
残すのはコレクション品の0.9ミリシャープとキャップ式シャープ、トンボ モノグラフ2本です。モノグラフはしっかりした消しゴムが付いているので、これがあれば消しゴムいらずです。
0.9ミリシャープペンシルについては、いずれブログに書きたいと思ってます。
ボールペン
ボールペンは数が多くて、66本。写真は2枚に分けています。金属製とプラスチック製で分けてます。こちらもコレクション品的な要素もありつつ、実用品でもあります。選択の難しいところです。
金属製はサンプルでもらったものは処分。後はスタイラス機能の付いたものも処分です。
プラスチック製のものは、かなり思い切りました。お気に入りのサラサクリップ ビンテージカラーとちょっと変わった形のものを残しました。
全部で34本になりましたが、それでもまだ多いですね。
万年筆
最後は万年筆、全部で25本あります。高級品は上段左側の2本。左から3本目からの6本は、パイロットのデットストック品。
あとは1,000円クラス、500円以下クラス、雑誌付録です。
残すものは、この4本。ペリカン スーベレーンM400、セーラー万年筆 プロフィットスタンダード、ハイエースネオ、パイロット カクノです。
M400、プロフィットともにペン先は14金です。ペリカンの方がやや柔らかい書き心地。どちらも気に入ってます。低価格のものとしては、ハイエースネオとカクノ。気軽に使える万年筆ですね。
500円以下クラスの万年筆は、処分扱いですが、いずれブログに書こうと思っているので、とりあえずは残しておきます。
まとめ
194本が断捨離して、84本です。このうち実際使うのは、どれくらいあるかなといったところです。シャープペンシルやボールペンの中には、コレクション的なものもありますので。
今回残したものは、野球でいうと、1軍ベンチ入りといったところです。断捨離したものは、2軍と戦力外通告といったところです。戦力外通告は廃棄処分ですが、2軍は処分を迷っています。
こちらは捨てるに忍びないモノたち。どうしようかと迷ってます。多分使うことはないのでしょうが、とりあえず置いておきましょう。
それにしても使うこともないのに、ペンの多いこと。今後もうペンは買うことはないでしょう。もう充分にありますので。