【文房具】キャップ式シャープペンシル、3本を比べてみた。【KERRY、ZOOM505、PURE MALT】

さて、今回は文房具ネタです。

皆さんはどのようなシャープペンシルをお使いでしょうか?

最近では「クルトガ」や「デルガード」「オレンズ」などの、機能性シャープペンシルが人気ですね。男子中高生には、「スマッシュ」や「S20」などの製図用が、人気でしょうか。

そんな中、今回紹介するのは、キャップ式のシャープペンシルです。通常のシャープペンシルは、後ろをノックすれば芯がすぐにでる訳ですが、キャップ式の場合、キャップを外すという作業が入ります。ちょっと不便なのですが、根強い人気がありまして、今も種類は少ないですが、生産されています。

キャップ式の良いところは、ペン先が保護できることと、高級感があることでしょうか。

今回は現在も販売されている、キャップ式シャープペンシル3本を比較しながら、紹介したいと思います。

ぺんてる 万年CIL ケリー

発売されたのが、1971年と長い歴史を誇るキャップ式シャープペンシルです。キャップ式シャープと言えば、真っ先にこれを思い浮かべる人も多いかと思います。

万年CILは万年筆とシャープペンシルからの造語。最初はケリーの名前は無くて、後からつけられたものです。今も、ぺんてるのホームペーシでは、万年CIL(ケリー)という表記になっているので、万年CILが正式名称といったところでしょうか。

パッと見は高級感のあるデザインなのですが、すべてが金属製ではありません。キャップと中間のローレット部は金属ですが、軸は樹脂で出来ています。ゆえに軽さという部分でのメリットはありますが、高級感では劣ってしまいます。

私の持っているものは、限定カラーとして販売された、シャンパンゴールドです。キャップをした状態だと、全長124.5mmで、重さは21.5g。数値は、私が測った実測値です(以下同)。

キャップを後ろにつけた状態。全長は131.5mmです。後ろにセットすることで、ノック部分が出てきます。

キャップなしの場合は、全長は105.3mm、重さは15.3g。もちろんキャップをつけてもつけなくても、ノックできます。

キャップのほうに消しゴムがついています。キャップだけの状態だと、消しゴムは使えなくて、本体にセットすることによって、使えるようになります。

これがちょっと安っぽく見えるところ。樹脂部分に色むらがあります。これはシャンパンゴールドだけかな?なお、口金は外れません。

キャップのクリップ下側に、「KERRY SINCE1971」とはいってます。発売当初は、”数字の5″が大きく印字されていたことから、”ぺんてる5(ファイブ)”という愛称で呼ばれていたらしいです。

ローレットはすべり止めというよりは、デザインとして入れてると思われます。

芯は、本体後ろ側から入れます。この部分をこうやって見ると、プラスチック感が強いですね。

外せるところをすべて、外してみました。結構、外せますね。

万年CIL(ケリー)|商品紹介|ぺんてる株式会社
ボールペン、シャープペン、くれよん、絵の具、マーカー、修正具などの文具メーカーぺんてる株式会社。商品情報やおすすめ情報を提供しています。

現在のカラーラインナップは、黒、青、オリーブグリーン、スモーキーグレイ、ロゼの5色。価格は税別1,500円です。芯は0.5mm。限定カラーや、0.7mm芯の海外モデルもあって、ネットで検索すると、たくさんの種類がでてきます。

トンボ ZOOM505 sh

「ZOOM」は1986年に作られた、トンボのブランド。独創的なフォルムに、価値をおいているシリーズです。その第1弾として登場したのが、ZOOM505bw。アルミのボディに、万年筆のような極太のキャップ式水性ボールペンでした。翌年には、シャープペンシルが登場。こちらも高級感あふれる、ボディです。

ZOOM505は根強い人気を誇り、今現在も限定品を発売したり、複合型などの新たなラインナップを加え、進化しています。

シャープペンシルとしては、かなり太いですが、握る部分は少し細くなっています。キャップをした状態だと、全長135.0mm。重さは35.9gとかなり重めです。

キャップを後ろにつけた状態。全長は146.0mmです。ノック部分は無く、キャップ自体をスライドさせて芯を出します。

キャップしない場合は、全長は120.4mm、重さは28.8g。

キャップをつけないときは、ノックボタンを押して、芯を出します。

後ろ軸を外して芯を入れますが、消しゴムが一応ついてます。実用性としては、イマイチですが、緊急時には使うことが出来ます。

グリップ部はラバーが使われています。パイロットのドクターグリップのような、プニプニでは無いので、すべりにくくするようにでしょう。口金は外れます。

クリップ下側には、トンボのマークとtombowの文字が入ってます。

外せるところをすべて、外してみました。こちらも結構、外せますね。芯詰まりを考えると、口金が外れるのは、良いですね。消しゴムはオマケ程度の考えで。

ZOOM 505 | 株式会社 トンボ鉛筆
トンボ鉛筆のホームページです。機能的で美しくデザインされた文房具をお届けし、お客様のよりよい学び、仕事、暮らしを応援します。

現在のカラーラインナップは、シルバー、ブラック、ブラウン、アズールブルー、レッドの5色。価格は税別2,000円です。芯は0.5mmですが、シルバーのみ0.9mmモデルもあります。

三菱鉛筆 ピュアモルト M5-5015

最後に紹介するのは、三菱鉛筆のピュアモルトシリーズの1本。正式名称はピュアモルト(オークウッド・プレミアム・エディション) キャップ式と言います。ピュアモルトシリーズは、軸部分にウイスキーを熟成・貯蔵していた樽を、再利用して使っています。素材としては、オーク(楢)です。この説明をすると、匂いを嗅ぐ人がいらっしゃいますが、ウイスキーの匂いはしませんので(笑)

ピュアモルト | 三菱鉛筆株式会社

実はこの樽の手配が大変なようで、ピュアモルトシリーズは欠品すると、再生産に結構時間がかかります。それはさておき、キャップをした状態だと、全長136.5mmで、重さは26.5g。

キャップを後ろにつけた状態。全長は140.6mmです。

キャップを後ろにセットすると、キノコみたいなノック部分が飛び出します。

キャップしない場合は、全長は118.9mm、重さは17.1g。

キャップをしないときは、こちらをノックします。

芯はここから入れます。他の2本と違い、消しゴムはついていません。

グリップ部分も木製です。軸と同じように、使い込めば味が出てくるのが特徴。艶が出るのと同時に、ひび割れなどもでてきます。使い込んだ感がでるのが、良いですね。

キャップ部分はクロームで指紋や汚れがつきやすいのが、ネックか。中間リングにはPURE MALTの文字が刻まれています。

外すところがありません!

ピュアモルト(オークウッド・プレミアム・エディション) キャップ式 | ピュアモルト | PURE MALT | シャープ | シャープ | 商品情報 | 三菱鉛筆株式会社

カラーバリエーションは無くて、この一種類のみ。価格は税別5,000円と3本の中では、一番高いのです。材料費が、高いのでしょうね。

まとめ

ということで、3本のキャップ式シャープペンシルを紹介しました。改めて数字を比較します。

全長キャップ後時の長さ本体のみ
長さ
重量本体のみ
重量
価格
KERRY124.5mm131.5mm105.3mm21.5g15.3g1,500円
ZOOM505135.0mm146.0mm120.4mm35.9g28.8g2,000円
PURE MALT136.5mm140.6mm118.9mm26.5g17.1g5,000円

KERRYは短くて、軽く、コンパクトな作り。値段も手頃ですし、オススメしやすいです。他の人と同じじゃヤダという人には、限定ものや海外モデルもあります。

ZOOM505は、高級感のあるシャープペンシルを使いたいという人に。水性ボールペンも合わせて持つのも、良いと思います。

ピュアモルトは、1本をとことん使い込みたいという人に。ピュアモルトシリーズは、使い込むことに意味があると思います。ちょっと値段が高い気もしますが。最後に私のピュアモルトを。

ボールペンが一番古くから持っているもの。ガンガン使っていたので、ひびや艶など、いい感じになってます。他のものは、まだまだこれからです。右側のものは、印鑑(シャチハタみたいなもの)です。大事にとっておくより、ガンガン使うのがオススメです。

以上、キャップ式シャープペンシル、徹底比較でした。あなたのお気に入りが、見つかりますように。