【テツ旅】夏の青春18きっぷ旅 3 名松線の旅、伊勢奥津へ

さて、青春18きっぷを使った旅の第3弾です。今回は三重県松阪駅から名松線を使って、伊勢奥津を訪れました。

青春18きっぷとは

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青春18きっぷのおさらいです。

青春18きっぷは、JR各社が販売している期間限定のお得なきっぷ。

日本全国のJR線の普通・快速列車の普通車自由席に、自由に乗り降りできるきっぷです。名称から若い人向けに思われがちですが、年齢にかかわらず利用できます。

夏の青春18きっぷは発売期間が、7/1から8/31まで。利用期間は7/20から9/10までです。値段は11,850円。

利用条件としては、1枚のきっぷを1人で5回までご利用できる、もしくは5人で1回などのグループでのご利用も可能。

1人1回あたりの有効期間は、乗車日当日限る。グループで利用する場合は同一行程での利用のみとなります。

1人で利用する場合、5回分で11,850円なので、1回あたりにすると2,370円。1日の利用が、この金額を上回れば、お得となります。片道でも、往復でも、乗り降りするのも含めてです。

今回は郡山駅から加茂、亀山、松坂を経由して、伊勢奥津駅まで乗りました。片道で3,020円。片道だけでも、充分に元をとれています。

今回は途中下車もしておりますので、かなり有効に切符を使えました。

名松線

名松線は当初、名張と松坂をつなぐ予定であったことから、この名前となりました。しかし、計画は実現せず、途中の伊勢奥津駅まで。

これは参宮急行電鉄(後の近鉄大阪線・山田線)が先行して、開通したためです。

また、2009年の台風18号により、甚大な被害を受け、家城駅から伊勢奥津駅間は、長らくバスが代行運転していました。

JR東海はこの区間を廃止、バス転換を打ち出ました。しかし、沿線自治体の支援により2016年3月26日に全線復旧に。

この復旧に関しては、東洋経済オンラインの次の記事が詳しい。

北海道新幹線の開業で日本中が沸いた3月26日、別の列車に手を振っていたエリアがある。三重県津市の美杉町と白山町を中心した一帯だ。このエリアは三浦しをんの小説「神去なあなあ日常」の舞台として知られ、清流…

とりあえず復旧はしたが、記事中にもあるように、被災前の家城-伊勢奥津間は、1日の乗車人員わずか90人。

今回はなんとか廃線の危機を乗り越えることができましたが、いずれはどうなることらや。

今回は、そんな経緯のある名松線を、青春18きっぷを使って、乗りに行きました。

松坂へ

まずは名松線の起点である、松坂駅に向かいます。

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郡山駅の改札は、朝の早い時間は駅員さんがいないため、自動改札機を利用します。

しかし、青春18きっぷは自動改札を通すことができません。

どうするかというと、

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切符を置いて、インターホンのボタンを押します。そうすると、カメラで確認の上、自動改札を開けてくれます。

ハンコは車内で車掌さんか、最初に降りる駅でもらえばOKです。

以前は、加茂駅でハンコをもらっていたのですが、加茂駅も無人になっていました。なので、結局松坂駅でハンコを押してもらうことに。

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関西本線の加茂-亀山区間は非電化路線なので、電車ではなく、ディーゼル車。キハ120形。

亀山で紀勢本線に乗り換え。

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JR東海管轄の紀勢本線、こちらはキハ25形。

津駅までは学生さんなども、たくさんいたのですが、津-松坂間はガラガラ。

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松坂駅に到着。駅舎は改装中でした。

名松線の次の列車まで、1時間くらいの余裕があったため、町をぶらぶら。

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名松線でGO!

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伊勢奥津へは、キハ11形。

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中はセミクロスシートで、なかなかきれい。トイレもついています。

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松坂駅からは1日8本。約2時間おきの運転となってます。

しばらくは田んぼの多い、田舎の町といった風景が続きます。そして、家城駅をすぎると山の中を川沿いに縫って走る区間となります。

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橋を渡り、

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トンネルを抜けて、松坂から約1時間半。到着です。

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行き止まりの駅です。この夏の青春18きっぷ旅は、行き止まりの駅がテーマです。

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乗ってきた列車は、折返し松坂行きになります。

もちろんこの列車には乗らず、約2時間伊勢奥津駅周辺を楽しむことに。

伊勢奥津駅

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こちらが駅舎。併設されて津市八幡出張所・八幡地域住民センターがあります。

とりあえずぶらぶら歩くことに。

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ホームからも見られた給水塔。蒸気機関車時代の名残ですが、緑に覆われてしまっています。

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昔ながらの建物が残ってます。

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こちらは伊勢本街道奥津宿があったところとのこと。なかなか立派な建物が残っております。

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古い建物には、それぞれに暖簾がかかり、昔ながらの屋号が書かれています。

地域の方々も、観光のためにいろいろと協力しているようです。

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このあたりで唯一の見所といえるのが、おんばさんという地蔵堂。

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たくさんのよだれかけが、掛けられております。ちょっと怖い。

2時間ほど歩き回ったのですが、これといった見どころはありません。

一応、古民家カフェが話題になっているようですが、私が訪れた日は定休日でした。

名松線の今後は?

全線復旧となった名松線ですが、観光資源があまりなくて、今後はどうなるのだろうというのが正直なところです。

東洋経済オンラインの記事には、”「名松線は乗ることを目的とした列車になってほしい」と、前葉市長は期待する。”とありました。

これには私も賛成です。なにか名物となるような車両があればと。

この前に乗った樽見鉄道には、薬草列車やシシ鍋列車など、イベント列車がありました。そういうのが作れないのかなと。

以前、「名松線にSLを走らせよう」という活動がありました。今は「名松線を元気にする会」と名を変えて、活動されています。

SLは実現性が低いということで、方針を変更し、いろいろとイベントをして盛り上げようと、すごく頑張っています。

それにくらべ、残念なのはJR東海が、特に何もしていないこと。JR東海にすれば、こんな赤字路線ははやく廃止したいのでしょう。

樽見鉄道のように、第3セクター化して存続させるのが良いのか、今のままで存続させていけるのか、帰りの列車の中でそんなことを考えていました。

ちょっと寄り道

名松線で松坂に戻り、亀山に向かいます。名松線から亀山方面の乗り継ぎは、スムーズにいくようになっていました。

亀山駅では、30分くらいの待ち時間があったので、駅の外にでてみました。

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特に何もありません。このあたりは国道沿いに町が発展しているので、駅前はそれほど。

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駅前には大きな鳥居があったくらいです。

亀山と聞くと、シャープの液晶テレビを作っていた亀山工場のことを思い浮かべるかもしれません。

しかし、シャープの亀山工場は、お隣の関駅が、最寄り駅となってます。

その後加茂行き列車に乗って、お隣の関駅に。

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関宿のあったここには、街道沿いに、昔ながらの町並みが残っているということで、訪れることに。

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昔ながらの町並みを期待していったのですが、そこはきれいに整備された「昔ながらの町並み」が残っていました。

なんだかすごい違和感を感じたのです。とりあえず街道沿いを歩くのですが、なんかモヤモヤ。

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何枚か写真は撮ったのですが、それっぽくないところばかりを撮りました。

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街道を離れ、駅に向かう途中の住宅街の片隅あった、地蔵堂。整備された昔ながらの町並みより、こちらのほうがリアルに感じます。

なんだかモヤモヤ感が残ったまま、関駅に戻ることに。

その途中、荷物をたくさん載せた自転車が走っていくのが見えました。

これは日本一周中の自転車じゃないかと思い、追いかけてみました。自転車の向かった先には、道の駅があったので、多分そこにいるだろうと。

道の駅について、自転車を探してみるといました。

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なんとびっくり、海外の女性の方でした! つたない英語で、ちょっと話しかけてみます。

スイスの方で世界一周中。ロシア・韓国から北海道へ。現在、南下中とのこと。このあと台湾へ向かうといっていました。

緊張して、名前は聞いておりません(笑)

休憩室が24時間開いているのか、聞いてきたので確認したら、午後6時まで。彼女はベンチで寝ると言ってました。

電車の時間があったので、それほど長くは話しこまず、帰ったのでした。

というわけで、今回の旅はこれにて終了です。ちょっと、尻切れトンボかな。

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