養老線は平成30年1月1日より、養老鉄道株式会社が第二種鉄道事業者に、一般社団法人養老線管理機構が第三種鉄道事業者とした事業形態として再スタートをきります。これを記念し、様々なイベントを行います。～養老鉄道株式会社HPより
ということで、養老鉄道に乗りに行ってきました。養老鉄道は三重県桑名と岐阜県揖斐を結ぶ全長57.5kmの路線です。wikipediaを読むと運営主体の会社名が8回変わるという、なかなか複雑な経緯をたどってます。今回の事業形態変更記念イベントとしては、記念乗車券の発売、ご当地駅名標の設置、スタンプラリーの3つが主なもの。記念乗車券は興味が無いので、新しく設置されたご当地駅名票の撮影とスタンプラリーを目的に出かけました。
桑名駅
まずは郡山駅から桑名駅までJRで行きます。5時38分郡山発の電車で出発です。加茂、亀山で乗り換え、8時19分桑名に到着です。ここで失敗。郡山駅で入場する時にICOCAで入場したのですが、桑名では出られませんでした。ICOCAエリアとTOICAエリアをまたいでの利用はできないとのこと。相互利用できるとのことだったので、使えると思っていたのですが勉強不足でした。
桑名駅で1500円で一日乗り降り自由の「1日フリーきっぷ」を購入。
養老線ホームにて。系統板は「養老鉄道と7つの市町と共に」です。8時45分、スタンプラリーの始まりです。でも、なぜか桑名駅にはスタンプがないのですね。
多度駅
まずは多度駅。駅名標は馬の形をしております。これは近くにある多度大社には、白馬伝説や上げ馬神事がおこなわれるなど、馬に縁があるからでしょう。
こちらの駅でスタンプ帳をもらいました。このスタンプ帳は当日有効の1日フリーきっぷ提示によりいただけます。さっそく多度駅のスタンプを押します。なお、スタンプを押すには駅員さんに申し出る必要があります。
多度大社の図案です。スタンプを押した後は、多度大社へ。
歩いて20分ほどで到着です。
左側は上げ馬神事を行う坂です。この神事ですが動物虐待との意見もあるようです。たしかに馬が可哀想かもしれません。
神馬もおります。芦毛のサラブレット錦山です。父はヘクタープロテクター。餌も売っておりまして、あげることも出来ます。結構多度大社が楽しくて、長居してしまいました。
このあたりでお腹が空いてたので、コンビニを探して話題のじゃぱりまんを購入。アニメは見ていないですが、とりあえず流行ってそうなものは、行っておけと。
多度駅の待合室にて。普通のカレーまんに比べて、カレーがしっかりとしていて美味しかったですよ。
駒野駅
駅名標はみかん。旧南濃町の中心駅ということで、明治時代からみかんの栽培が盛んだったようです。南濃みかんというブランドで親しまれているそうです。
スタンプは行基寺。駅周辺はあまり見どころはなくて。次の電車が来るまで40分ほど、あたりをぶらぶら歩いて、いつものように写真を撮ってました。
養老駅
駅名標はもちろん、ひょうたんです。
ホームの上にも。
きっぷ売場にも。
駅前のモニュメントもひょうたんです。
養老駅といえば、養老の滝です。滝の水がお酒になったという親孝行の伝説「養老孝子伝説」の舞台です。決して、居酒屋ではありません。
そんな養老ですが、私が興味があったのが、養老公園内にある養老天命反転地というスポット。錯覚を利用したテーマパークといえばよいのでしょうか。行ってみたいと思っていたのですが、あいにくのお天気で。養老駅についたあたりから、雨がぽつりぽつりと。今回はスタンプラリーが目的なので、養老公園はあきらめ、少しあたりをぶらぶらして、電車にのることに。
ちなみに駅周辺でお昼ごはんでもと思っていたのですが、全く食堂はなくって。お土産屋さんが一軒だけ。養老の滝という観光スポットがあるわりには、寂しい駅周辺でした。
西大垣駅
こちらの駅にはご当地駅名標はなく、スタンプだけです。
西大垣駅周辺はもう街の様相です。周辺で何か食べる所があればと思ったのですが、特になくて。結局、大垣駅も近いようですし、次の電車を待つよりも歩くほうがよいかと思い、大垣駅に向かって歩くことに。
大垣駅前の蕎麦屋さんで、ご当地グルメ的に売り出していた、牛めし膳を。多分、いいお肉だと思うのですが、吉野家の牛丼のほうが好きです。ちょっと私には上品すぎました。
大垣駅につく頃には、結構雨も降ってきました。また、前日までは暖かい日が続いていたのですが、この日からは寒くなってきました。寒さに震えながら、スタンプラリーは続きます。
後編に続く。
