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【日常】自転車屋のある風景2

さて、今回も自転車屋さんの写真です。

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2009年3月の撮影で、場所は大阪府貝塚市水間観音近くだったと思います。この頃はこういった何でもない街の景色をひたすら撮っていました。サビサビになった緑色の部分、三角屋根になったいて良い感じだなと。また、サンスター自転車という、聞いたことのない自転車メーカーも気になったものです。

サンスターといえば、文具業界にいる私には、サンスター文具ですが、一般的には歯磨き粉を想像すると思います。そのサンスターのwikipediaを読んでも、サンスター自転車との関わりが今ひとつわかりません。サンスター創業者の金田邦夫が自転車販売業を営んでいたとあるのみで、それがサンスター自転車と関係があるのかどうか。販売業だからメーカーではないのかもと。

サンスターの起源は1932年、創業者・金田邦夫による自転車の部品販売に始まります。その後、自転車用ゴム糊(タイヤ・チューブ用接着剤)を自社製造販売して成功しました。当時、ゴム糊を入れていたのが金属チューブ。ここに歯磨を入れるという創業者の決断から、1946年「サンスター歯磨第1号」が誕生しました。
一方、自転車用ゴム糊からスタートした自転車部品の製造販売も徐々に拡大し、100近い自転車部品の中からギヤーとクランクを手がけることになり、現在のサンスター技研株式会社の基盤ができました。
~サンスターHP「サンスターの起源」より

サンスターのHPには自転車の部品販売に始まるとあるので、サンスター自転車とはどうも違うようです。

そのサンスター自転車に関して、検索してみると、こんなホームページが。

追憶のカタログ展Part68:1950年代 サンスター自転車

ここに紹介されているカタログが1950年代のもの。サンスターの沿革を見ると、50年代にはサンスター歯磨になっているようなので、やはりサンスター自転車とは関係なさそうですね。というわけで、9年も前に撮った写真を肴にこんなことを調べたり、想像したり。何気なく撮った写真が、現在の趣味とつながり楽しませてくれるのです。